埼玉県さいたま市北区日進の泌尿器科・内科、あらい医院
さいたま市北区の内科・泌尿器科
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診療9:00〜12:30/15:30〜19:00 休診:日曜祝日、木曜土曜の午後

膀胱炎・尿失禁

膀胱炎・過活動膀胱・腹圧性尿失禁ついて

膀胱炎

膀胱炎とは、陰部の粘膜や皮膚に常に存在する菌が、尿道から膀胱に侵入、繁殖することによって起こります。

膀胱炎の原因

排尿を我慢したり、風邪等で体調が優れず免疫力が低下したときに起こります。女性に多く見られ、女性は男性に比べ尿道が短く、生理等で菌が侵入する機会が多いことが原因と言われています。

膀胱炎の症状

症状は排尿痛(特に排尿の終わり)、頻尿、残尿感、血尿等で、放っておくと菌が腎臓まで侵入して熱が出ることもあります。

診断・検査

  • 尿検査を行います。
  • 他の病気との鑑別に超音波検査を行う事もあります。

治療方法

通常は、抗生物質(内服薬)の服用ですぐに治ります。治りが悪かったり、すぐに再発するようであれば、他の病気が原因の可能性もあるため、泌尿器科専門医の診察を受けることをお勧めします。

下記のような症状でお悩みの方、お気軽にご来院下さい

  • トイレが近い。何度も行きたくなる。
  • 排尿後、尿が残った感じがありある。
  • 排尿した時に、痛みがする。
  • 血尿がたまにある。

過活動膀胱

過活動膀胱は、何らかの原因(特定できない場合もあります)によって膀胱の神経が過敏になり、急に強い尿意を感じ我慢できない状態(尿意切迫感)になります。中にはトイレまで間に合わず、または、トイレに間に合っても下着を下ろす前に尿が出てきてしまう(切迫性尿失禁)方もいらっしゃいます。

治療方法

詳しい排尿状況を把握した上で、薬物療法(抗コリン剤、β刺激剤、筋弛緩剤、漢方薬、安定剤等)や行動療法(膀胱訓練、骨盤底筋体操等)や電気刺激療法(干渉低周波治療器)を組み合わせて行います。

干渉低周波治療器は、興奮した膀胱排尿筋を沈静化させる作用が認められており、この作用によって症状を緩和させることができます。1回20分の治療で痛みもほとんどありません。

腹圧性尿失禁

膀胱を支える骨盤底筋が弱まり、膀胱が下がることによって尿が漏れてしまう状態です。閉経後の女性に多く見られ、くしゃみや咳、階段の上り下り等、お腹に力が入った時に生じます。

腹圧性尿失禁は、どんな方に多い病気なのか?

女性の4割を超える方が悩まされていると、言われております。骨盤底筋群という尿道括約筋を含んだ筋肉が緩むためにおこります。加齢や、出産を機に症状が現れたりもします。

治療方法

骨盤底筋体操や薬物療法(抗コリン剤、β刺激剤等)や電気刺激療法を組み合わせて行います。膀胱の下がりが激しい方は手術を行うこともあります。

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